番号バンゴウ e5
分野ブンヤ 液状化および側方流動に対する構造物の挙動
タイトル 液状化過程における杭基礎の挙動 - 起振機実験による動特性把握 -
著者チョシャ ○水野二十一(建築研究所 建築研究プロジェクト統括官)
 平出 務  (建築研究所 構造グル-プ 主任研究員)
 飯場 正紀(建築研究所 構造グル-プ 上席研究員)
概要ガイヨウ   大型せん断土槽(長さ11.6m, 幅3.1m, 高さ4m)内の飽和砂地盤中に設置した,杭基礎および建物-杭基礎模型の液状過程における動的挙動を振動台実験と起振機実験により検討を加えた。起振機実験は,振動台加振後,過剰間隙水圧が消散する過程において数回,杭基礎をスィ-プ加振するものである。
振動台加振により,液状化過程における杭基礎,建物-杭基礎の動的挙動の一端を明らかにするとともに,起振機実験により過剰間隙水圧と剛性・減衰との関係を求めた。特に,従来不明であった,過剰間隙水圧比0.7-0.8程度以上の領域での特性を明らかにした。さらに,大地震時における、建物(上部構造物)を考慮した液状化地盤の挙動について検討を行った。
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